予防接種とは

予防接種とは

予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体からつくったワクチンを接種することによって特定の病気になりにくくする目的で行われます。
また、たとえその病気になったとしても軽く済む効果もあります。
予防接種で使用するワクチンは、感染症の原因となる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化したりしてつくられます。
これを注入することによって、体内に抗体をつくらせ、接種以後、当該感染症にかかりにくくするのです。

当クリニックでは、5歳以上の方を対象に予防接種を行っております。
主に下表の予防接種を受けることができます。
なお、予防接種は予約制となっております。
接種を希望される方は、事前にお電話またはWEB予約にてご予約をお願いいたします。

当クリニックで行える主な予防接種

風しん・麻しんワクチン

  • 風しん、麻しんを予防するためのワクチンです。
  • 小児だけでなく、成人の方で、これまでに予防接種を受けていない方、1回しか接種していない方にお勧めします。
  • とくに問題になるのは妊婦への感染です。妊娠初期に母体が風しんに感染すると胎児にも感染が及びます(先天性風疹症候群)。
  • 予防接種の際は、風しん・麻しんそれぞれの単独ワクチンではなく、麻しん・風しん(二種混合・MR)ワクチンをお勧めいたします。

インフルエンザワクチン

  • インフルエンザを予防するワクチンです。
  • インフルエンザウイルスは毎年少しずつ形を変え、異なるタイプが流行するため、その年に合った予防接種を毎年行う必要があります。
  • インフルエンザが流行前に予防接種を受けることが重要です。
  • 接種の予約開始時期につきましては、改めてお知らせいたします。

肺炎球菌ワクチン

  • 肺炎球菌は、肺炎や時には髄膜炎や菌血症(血液の中に菌が侵入してしまった状態)といった重篤な感染症を引き起こします。
  • 肺炎球菌ワクチンでは肺炎球菌による重篤な感染症に効果があるとされており、定期接種の対象となっておりますが、定期接種対象外の方でも任意接種のご案内をすることができます。
  • 以下に該当する方は定期接種の対象の対象となり、公費助成を利用して接種できます(自己負担額はお住まいの自治体によって異なる可能性があるので事前にご確認ください)。
    ・65歳の方
    ・60~64歳で対象となる方(※)
    ※心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

帯状疱疹ワクチン

  • 帯状疱疹を予防するためのワクチンです。
  • 帯状疱疹ワクチンには「生ワクチン(ビケン)」と「組換えワクチン(シングリックス)」の2種類があり、接種回数・効果・持続期間・副反応などの特徴が異なります。いずれか1種類を接種します。
  • 2025年度(令和7年度)より、帯状疱疹ワクチンは予防接種法に基づく定期接種の対象となりました。
  • 定期接種の対象は、その年度に65歳になる方などです。あわせて、2025年度から2029年度までの5年間の経過措置として、その年度に70・75・80・85・90・95・100歳になる方も対象となります。
  • ワクチン接種によって帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、発症した場合でも症状が軽くなる効果が期待されます。
  • 対象や費用(自己負担額・助成)はお住まいの自治体により異なりますので、詳しくはお住まいの市町村にご確認ください。

新型コロナワクチン

  • 新型コロナ感染症を予防するためのワクチンです。
  • ワクチン接種によって新型コロナウイルス感染症を完全に防ぐものではありませんが、発症した場合でも症状が軽くなる効果が期待されます。

HPVワクチン

  • 子宮頸がんの発生に関係しているHPVウイルス感染症を予防するワクチンです。
  • 2価、4価、9価のワクチンがありますが、当クリニックではどのタイプも接種することができます。
  • 小学6年~高校1年相当の女子は定期接種の対象となっており、9価ワクチン(シルガード®9)が公費で接種可能です。

B型肝炎ワクチン

  • B型肝炎ウイルスの感染を予防するためのワクチンです。
  • 血液や体液を介して感染するため、医療従事者の方、ご家族にB型肝炎の方がいる場合、その他感染リスクのある方などに接種をお勧めします。
  • 通常、3回の接種を行います(標準的には初回、1か月後、6か月後)。

※上記に記載のないワクチンにつきましても、接種が可能な場合がございます。お気軽に当院までご相談ください。